怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

【3月4日 イタリア総選挙】反ユーロ派の勝利で、ポピュリズム勢い継続する見込み高まる

時事ネタです。

イタリアの総選挙が3月4日に開催されることはご存知でしょうか。

総選挙の争点について記事にしてみたいと思います。

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EUの移民政策に対する、イタリア国民の嫌悪感が蔓延

EUによる移民受け入れ政策に反発する流れがEU諸国で起きておりますが、地理的に中東やアフリカと近いところに位置するイタリアは、反移民に対する感情が特段強いと言われています。

そのような反移民感情は反EUという形として、政治的な争点へ発展し、3月に実施される総選挙の重要なポイントとなっているようです。

そして、そのような反EU政策を掲げるのが、ポピュリズム政党である「五つ星運動」や、ベルルスコーニ元首相が率いる中道右派政党「フォルツァ・イタリア」が、現政権である中道左派に対して攻勢を仕掛けている模様です。

日経新聞の報道によると、このような反EU政策への支持が増加している背景には、イタリアへの移民に対する嫌悪感が挙げられているようです。

一方で、五つ星運動やフォルツァ・イタリアを支持している有権者の中にも、露骨な反EU支持者は少なく、EUに対して否定的な見方をする人はそこまで多くないようです。

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2018年も、ポピュリズム台頭に伴うEU分断リスクは注目ポイント

2017年は、オランダ・フランス・ドイツの議会選が実施され、いずれも反EU政策を掲げる政党の得票率が焦点となりましたが、続く2018年も目が離せない感じです。

イタリア総選挙に加えて、Brexit問題もあり、EUは歴史的な転換期を迎えているのだろうと筆者は考えます。

イタリア総選挙の結果自体が、一時的に市場に影響を与える事はあっても、永続的なインパクトは考え難いと思いますが、長期的なEU運営において、一つの試金石となる事は間違いなさそうです。

欧州情勢については、引き続き注視していきます。

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