【ふるさと納税】お米を買う時代は終了。これからは、貰う時代へ
今までと毛色を変えて、今回はふるさと納税について書いていきたいと思います。
早速ですが、読者の皆さんは、ふるさと納税を利用されていますでしょうか。
筆者はサラリーマンなので、寄付額上限ギリギリまできっちり利用させて頂いています。
昨今のふるさと納税ブームを受けて、自治体間の競争も激化してきており、コスパの高い商品を揃える事を余儀なくされ、寄付金が地方振興にいかされていない現状に対して、問題意識も高まってきているようです。
しかし、この問題は役人が解決すべきなので、寄付する側である筆者としては、メディアがどう騒ごうが、この問題に関してこれ以上の関心は特段有りません。
寧ろ、この競争状態が当面継続して、コスパの高い商品が供給され続ける事とを望んでいます。ふるさと納税のおかげで家計が大分助かってますので。
お米のコスパは断トツで高い
そして、筆者の見解として、ふるさと納税の返礼品の中で最もコスパが高い商品はお米だと思います。
自治体にもよりますが、1万円の寄付に対して、返礼品として20キロのお米を提供している自治体が多数あります。
因みに、スーパーでお米を購入するとき、特売時で10キロで約3千円程度なので、20キロでは約6千円という事になります。
従って、この場合の返礼率は約60%となり、その他の返礼品と比較しても、お米のコスパは断トツだと思っています。
お米以外の返礼品(肉・果物・魚介など)に関して、大判振る舞いしている品もたまに見かけますが、コスパという面では、お米の方に軍配が上がると思います。
お米を返礼品として供給している自治体の大半が地方自治体である事から推測するに、地方ではお米がかなり余剰している状態で、自治体も安くお米を調達できるという事なのでしょうか。
いずれにせよ、ふるさと納税でコスパ最強はお米であると、筆者は思います。
お米を買う時代は終了。これからは、貰う時代へ
ふるさと納税の制度が継続する限り、筆者含めたサラリーマンはこのように考えてよいと思います。農家の方から怒られてしまいそうですが。
サラリーマンと言っても、その年収は様々で、若手で年収が低い方、中堅でバリバリ稼いでおられる方、定年間際で年収が下落の一途をたどっている方、定年後の雇用延長で現役時代の半分の年収で甘んじている方等々、様々なサラリーマンがいらっしゃると思います。
一方で、殆ど全てのサラリーマンがふるさと納税を利用できる状態にあるわけです。
筆者の考えとしては、まずは1年分のお米を貰うべき、という事です。
様々な返礼品を前に、あれこれ迷ってしまう気持ちも理解できますが、お米のコスパが最強なので、まずは家族全員が1年で消費する分のお米を確保してください、という事です。
それでも寄付上限額に余裕がある場合は、お米以外の選択肢を検討すれば良いと思います。
最後に、ふるさと納税により食費を削れた分は、投資の種銭とするのを忘れないでください。
そこの意識が欠如してしまうと、意思の弱い筆者のように、ふるさと納税で捻出した投資種銭を、他のところで浪費してしまうのがオチですから。
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