【節約生活のすすめ】あなたにとって節約ライフを送るモチベーションは何ですか?
今回は、家計の節約に関して筆者の考えを書いてみます。
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【マインド編】家計節約を実践する理由
そもそもですが、どうして月々の支出を節約しなければならないのでしょうか。
このモチベーションがないと、節約生活を実行したところで苦しくなるだけですので、ご自身の中でモチベーションが固まっていない方は、まずは真剣に考える必要があるかと思います。
ちなみに、安田善次郎は「個人的・社会的に有利な状況形成するために貯金すべき」と説いています。
筆者の場合、節約するモチベーションは2つです。
- 節約した分を投資に回して、経済的自由の早期獲得を目指す
- 脱サラ後に、なるべくお金のかからない生活ができるように、今のうちから節約生活の基盤を構築する
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節約した分を投資に回して、経済的自由の早期獲得を目指す
このブログでも書いていますが、筆者の目標は、人生の3大自由(経済的・時間的・地理的自由)を獲得する事です。
そして、資産運用は、その目標の達成のための手段としての位置づけです。
そのため、サラリーマンとしての固定給与のうち、決まった金額は、決まった金融商品の購入に充てています。毎月のルーチン作業みたいなものです。
一方で、月々の生活にかかる費用を減らすことが可能であれば、その浮いた分だけ投資に回す金額を増やすことができます。
これは、筆者の目標達成タイミングが早まる事を意味しています。早いに越した事は無いので、筆者は家計の支出のうち無駄な出費(=節約する余地)に対して敏感になるようにしています。
当然ながら、何でもかんでも節約して切り詰めた生活にしてしまうと、精神衛生上よくないので、バランスを見ながらやっているつもりです。
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脱サラ後に、なるべくお金のかからない生活ができるように、今のうちから節約生活の基盤を構築する
現代のサラリーマンのような生き方では、経済的自由はある程度保障されていたとしても、時間的自由や地理的自由は皆無に等しいと言えます。
サラリーマンとしての働き方が抜本的に変わらない限り、筆者の目標達成は、必然的に脱サラを意味すると考えます。
脱サラした後は固定給与は望めない可能性が高いので、月々の家計は今以上にスリムにしていく必要があります。
現在の節約生活は、脱サラ後の生活も見据えた予行練習も兼ねています。
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【実践編】節約ライフ自体は、PDCAを回す作業と同じ
ここまで、節約するマインドについて考えてきましたが、ここからは実践編です。
家計の節約ライフ自体は、PDCAをぐるぐると回し続ける作業と同義です。節約に限らずですが、何事においても戦略が必要です。
例えば、闇雲に、携帯電話をドコモから格安SIMに乗り換えたところで、家計支出のうち携帯代が占める大きさを把握していないと、戦略的とは言えないです。なんとなく節約している気分に浸るだけで終わってしまいます。要は自己満足です。
筆者としては、節約ライフにおけるPDCAサイクルは、およそ次のようなイメージで理解しています。
- 現状の把握
- 無駄な支出の特定
- 節約アイディア出し
- 効果の測定
各項目について説明してみます。
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現状を把握するためには、家計簿の記録がマスト
とにもかくにも、まずは家計簿をつけましょう。なんだかんだで、現状の把握には家計簿が最強ツールです。
この手間を省いてしまうと、次のステップには行けません。行きつく先は、闇雲状態での節約ライフです。
しかも、家計簿を通じて、「2 無駄な支出の特定」にいかさなければ意味がないので、いかす事ができるように家計簿を記録する必要があるのです。
しかも、最初の一回で完璧な家計簿を作る事も無理なので、1~4を回す中で、家計簿も改善を重ねていく必要があります。
筆者はお手製のエクセルシートで家計簿を付けていますが、フォーマットはなんだってOKだと思います。最近であれば、マネーフォーワードなどの便利ツールがありますし。
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無駄な支出の特定は、恒常的に発生するかがポイント
家計簿を通じて、支出の類型化できたところで、 次は無駄な支出の洗い出しです。
この時に、どの支出が無駄かを判断するのが迷うところだと思います。
筆者が考えるポイントは、次の通りです。
- 当該支出が毎月のように恒常的に発生しているか
- 金額がそれなりに大きいか
まずは1個目ですが、「恒常的」というのがポイントです。サラリーマン家庭であれば、毎日のランチ代、携帯代、インターネット月額料金、Hulu利用料等々、挙げればきりがないですが、要は毎月決まって発生する費用全般の事を指しています。
毎月発生するので、1カ月あたりの金額が小さくても、長期目線ではボディーブローのように家計の負担となってくるので、削れるものがあれば削ってしまった方が良いという考え方です。
逆に、恒常的ではない支出(=その場限りの支出)については、よほど高額な買い物を除けば、優先度はそこまで高くないと考えます。
次に2個目のポイント。
金額が大きいものから手を付けるべきです。当たり前かもしれませんが、節約できる余地は最大でその支出額なので、支出額が大きい項目ほど節約できる余地も大きい可能性があるという理屈に基づいた考えです。
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節約アイディアを列挙して、実行できるか検討する
ここからは、各人の節約レベルの高さが求められます。同時に、技術やサービスの進歩とともに、節約術も進化するので、高いアンテナを常に貼っておく必要があります。
個別の節約術を紹介するのは避けますが、例えば携帯電話の格安SIMへの乗り換えも、このプロセスで登場することになります。
格安SIMの場合、単純に乗り換えれば終わりというわけではなく、現状加入しているキャリアの途中解約によるペナルティや、SIMフリー端末を用意しておくなどの下準備が必要になりますので、格安SIMに乗り換えるためのコストも勘案して、トータルでの節約余地を概算して、実行するかどうかの判断が求められます。
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効果の測定
節約アイディアを実行したのちは、効果の測定をする必要があります。
ここまで一生懸命考えてきたところで、想定通りの節約効果を生んでいないと無意味なものに終わってしまいます。
格安SIMの場合は、SIM業者からの月額基本料などで効果の測定は簡単にできますが、マニアックな節約術であれば、効果の測定方法事態を自分で考えなければならないものもあるでしょう。
そして、日々の家計簿の中で、再び節約余地がありそうな支出項目が見つかれば、同じ作業の繰り返しです。
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