【NYダウ最高値更新中】気にせず、粛々と長期積立投資を実行するのみ ⇒ 利益確定を急ぐ投資家は雑魚
NYダウが連日で史上最高値を更新しています。
筆者のような米国株投資家にとっては、この上昇相場で含み益が拡大している事かと推測しますが、それに浮かれる事なく、そして、利益確定も一切考えることなく、粛々と長期積立投資を実行していけばOKです。
逆に、この基本動作を忠実にできない投資家はレベルが低く、雑魚同然だと思います。
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米国株式は、歴史的に上昇を継続しているという事実
ご存知かもしれませんが、米国株式相場は歴史的にはほとんど右肩上がりで上昇しています。
例として、NYダウの10年間のチャートを下記に示しておきます。
2008年のリーマンショックの際には半値まで急落していますが、そこからは右肩上がりで上昇し続けており、現在の株価はリーマン前はおろか、史上最高値を連日で更新するくらいの回復っぷりです。
従って、NYダウの投資家はどのタイミングで購入しても、含み益を享受できているという事になります。
当然ながら相場ですので絶対はありませんが、上のチャートから言える事は、統計的な観点からはNYダウで運用する事の優位性は一定程度ある、という事です。
加えて、ファンダメンタル的にも、NYダウを構成する銘柄は米国を代表する大企業ばかりでで、いわば米国のスター軍団のようなものです。
米国のスター軍団は、本拠地である米国に加えて、世界中のあらゆる国や地域でビジネスを行っています。
米国自体も人口は増加していますが、世界に目を向けると、世界人口は急速に増加しています。
国連経済社会局は21日、世界人口が現在の76億人から2050年に98億人に増え、2100年には112億人に達するとの予測を発表した。
(中略)
予測によると、2100年のインドの人口は15億1700万人、中国は10億2100万人で、両国だけで世界人口の22.7%を占める。上位10カ国のうち、5カ国をアフリカ諸国が占めた。
2100年の世界人口は112億人、インドが首位に 国連予測:日本経済新聞 https://t.co/Ie5653aC7q
— 怠け者投資家@ブロガー (@Lazy_Investor_) 2017年10月12日
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投資と賭博を一緒くたにしている投資家は、利益確定を急ぐ
そんな米国株ですが、ネット証券をはじめとした金融機関による営業努力の影響も相まって、日本人投資家にとっても身近な存在となりました。
筆者のように米国上場ETFを通じてNYダウに投資する事も可能ですし、国内上場ETFや投資信託を通じて米国株のエクスポージャーをとる事が容易になりました。
そんな米国株投資家の方々は、足元の相場上昇の恩恵で、いくらかの含み益が出ているかと推測します。
含み益を出す事ができたのは、ひとえに米国株式の歴史的なチャートを素直に受け止めて、素直に投資判断に生かした事の結果だと思います。
しかし、ここで利益確定を急いでしまっては、あなたはギャンブラーと同じです。投資家とは言えません。賭博をしているだけです。
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相場が上がっても下がってもハッピーな投資スタイルは、長期積立投資だけ
特に若年層からミドル世代においては、人生残された時間はたっぷりあります。資産運用においても、その時間を味方につけるのが賢明だと思います。
そして、時間を味方につける方法のなか最適な資産は、米国株だと考えます。
理由2つ。
- ダウのチャートが、長期上昇相場を示している事
- ダウの構成銘柄はいわば米国のスター軍団のようなもので、今後の米国経済や世界経済の動向を勘案すると、これらの企業群が生み出す利益も相当なものになる可能性が高いこと
逆に、ダウの史上最高値にたまらず利益確定を実行してしまった場合、現金が入ってきますが、その現金はどうするのでしょうか。株が下がったところで、安く買い戻す作戦でしょうか。
相場は、なかなか思った通りには動いてくれません。利益確定した後も上昇し続けて、結局のところ高い価格で買い戻す結果になる事もザラです。
今後の相場の動きは神のみ知る世界ですが、投資家としてはどっしり構えて、愚直に長期積立投資を継続していけば良いかと。
相場の上昇が継続すればリターンが拡大しますし、逆に相場が下落に転じれば、積立投資により安く購入できるので、どちらに転んでもハッピーです。
米国株投資こそ、長期積立投資のメリットが効きやすい投資対象だと強く思います。
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