怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

【長期投資】ずっと保有するが勝ち ⇒ 結局、スケベ心を捨てた方が儲かる

最近、米国株が息を吹き返しています。

ダウやS&P500などの株価指数が、史上最高値を更新しています。筆者のポートフォリオにも、DIAやHDVが含まれているので、含み益が発生しています。

と、ここまでは単なる景気の良い話ですが、投資家の間では、高値で売却益を出そうとする動きも出てきてるようです。

今回は、利益確定について筆者の考えを書きたいと思います。

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 利益確定を急ぐ投資家心理を考えてみた

【心理その1】高値で売却して、下がったら買い戻したい

完全にギャンブルの発想ですね。このような行為は投資ではありません。

そして、そう上手くいかないのが相場である事も理解していない気がします。

逆に、このまま上がり続ける可能性だってあるわけなので、その場合は、さらに上がったところで買い戻す事になってしまいます。

このような投資家は、そもそもがギャンブル的なので、常にマーケットに追随していかなければなりません。遅かれ早かれ、大きな損失を抱えてメンタルも壊して、マーケットから退場する事でしょう。

【心理その2】今後下がるかもしれないから、今のうちに売却しておこう

売却して入った現金はどうするんでしょうか。預金に置いておく感じでしょうか。

ご高齢の方であれば、気持ちは多少なりとも理解できます。価格が動く商品から、少しばかり距離を置きたいという気持ちが。

しかし、若年世代からミドル世代であれば、わずかな売却益に悩むのではなく、含み益には目もくれず、ひたすら長期保有という気持ちで臨みたいところです。

【心理その3】ほかに良いファンドがあるから、乗り換えたい

そもそも「良いファンド」の定義って何でしょうか。

筆者の投資スタイルは、ETFを通じたインデックス投資ですが、筆者目線での「良いファンド」とは、「信託報酬が低い」「出来高が大きい」「ターゲット指数にしっかりトラック(追随)できている」の3つです。

なので、この3つの観点から、今よりも優れているETFがあれば乗り換えるべきだと思いますが、それ以外の理由であれば再考の余地有りだと思います。

「何となくAよちもBの方が儲かりそう」という不純な動機でファンドを選んでいては、金融機関の思うつぼで、資産は増えるどころか、減少していくのがオチです。

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結局、長期のバイ&ホールドが、凡人投資家にとって最善の道

筆者も含めて、世の中の投資家の殆どは凡人です。自分を過信してはいけません。

ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャーズ、ジョージソロスなど大成功している投資家は、神がかった何かを持っている人なのです。

現代のような情報化社会では、書籍やインターネットを通じて、彼らがどのように考えてどのように投資しているかを垣間見ることはできますが、完全コピーはできません。

投資における完全コピーとは、「同じ銘柄を、同じ量だけ、同じ価格で、同じタイミングで約定する事」を指します。最先端の技術を駆使しても、そこまでは無理です。そして、その差が、投資パフォーマンスに如実に表れるわけです。

彼らは神がかっているのです。

従って、参考になる部分はありますが、凡人が完全に真似しようとしてもダメです。

では、凡人はどうするか?

ずばり、米国資産(株、債券、REIT)を通じた長期積立のバイ&ホールドです。

そして、一つだけ求められるスキルがあります。忍耐です。

「毎月決まった金額を投資して、保有し続ける」

これさえできれば、凡人投資家でも金持ちへの道が一気に近くなります。

一緒に頑張りましょう!

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