怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

【分散投資すすめ】巷の米国株に対する投資熱に違和感 ⇒ 古今東西、分散投資が金言

筆者はマネー系ブログをチェックしています。他のブロガー達がどのような投資をしているかが気になるからです。他人の懐に興味がありますので。

そういうわけで、幾つかのブログをチェックしているのですが、その中で、米国株投資家ブロガーが最近増えてきているという印象を持っています。

筆者もDIAやHDVに投資しているので、同じ米国株投資家として、同志に近い感覚でブログを拝見しています。

しかし、これらの米国株ブロガーのポートフォリオを見ていくと、米国株だけに投資しているパターンが多く、債券などの他の資産との分散はあまり考慮されておらず、筆者的には若干の違和感を感じたりもしています。

そういうわけで、今回は分散投資の重要性について記事にしたいと思います。

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米国株投資家ブロガーの大半は、株式のみに投資している印象

筆者がチェックしている投資家ブロガーのうち、米国株を標榜しているブロガーのポートフォリオを見ると、その大半が米国株だけに一点投資している印象があります。

米国資産に資金を振り向ける点については、筆者として大賛成で、異論の余地はありません。

米国資産に対する投資が、国内の個人投資家の間でポピュラーなものになれば、日本人はもっと豊かな生活を送れると思います。

同時に、筆者が違和感を感じているのは、米国資産(株式、債券、REITなど)のうち、株式だけに全力投資している投資家がかなり多いという点です。

しかも、S&P500などの分散された指数に投資しているならまだ良いですが、個別銘柄(コカ・コーラ、P&Gなど)を購入している投資家も相当いるような印象を持っています。

過去記事にも書きましたが、現在の米国株は、NYダウが連日で史上最高値を記録している事もあり、これらの米国株投資家の含み益は膨らむ一方だと思います。 

個別銘柄に投資していたとしても、よっぽど業績がネガティブサプライズなどがない限り、急落する可能性は低いでしょう。(それでも、業績悪化懸念から、株価が急落する事も普通にあり得ます)

従って、米国株の上げ相場が続いている現時点では、あまり問題にならないでしょう。

しかし、資産運用の大原則は分散投資であることを忘れてはいけません。

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古今東西、資産を分散させることが大原則

これが、資産運用の大原則です。長期投資においては尚更です。

そして、伝統的な金融資産は、株式債券です。なので、少なくとも分散投資を実践する場合は、株式と債券は組み込むのがスタンダードだとされています。

米国株は、NYダウに代表されるように、歴史的にはほぼ右肩上がりで成長しています。多くの米国株投資家は、この事実を拠り所として、ほぼ全財産を米国株に振り向けているようです。

日本株に全力投資するよりかは、正しい判断だと筆者は思います。日米の株式リターンを比較すると、米国株のほうが優れているのは火を見るより明らかだからです。

しかし、そんな優等生である米国株と言えども、金融資産全体で見れば一つの資産カテゴリーに過ぎないわけです。

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凡人投資家にとっての唯一の道は、分散投資

筆者含む凡人投資家は、一つの資産に集中投資すべきではないと考えます。

著名投資家のバフェットジムロジャーズであれば、その神がかった才能で個別企業に集中投資をする事で巨大な富を形成する事ができますが、凡人は彼らと同じ土俵で戦ったところで、株価急落や倒産などで大火傷をを負うのがオチです。

凡人投資家の取るべき策は一つ。分散投資に尽きます。ホームランを狙うのではなく、ヒットを着実に積み重ねていけば良いだけの事です。

資産をどこに分散するかは、株式と債券で十分じゃないでしょうか。この2つの資産は、銘柄数や流動性に優れていますし、一般的に逆の値動きをするので、これだけで分散投資の効果をかなり享受できます。

以上、米国株オンリーの投資スタイルに対して、一石を投じてみました。

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