怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

【国内ロボアド番付】Wealth Navi(ウェルスナビ)がベストだと思う理由

前回までの記事で、国内ロボアドサービスは「投資一任型」を選んで、投資の自動化を図るべきであると書きました。

そして、この「投資一任型」のロボアドサービスを提供している業者が国内で4社あり、各々のサービスについて、筆者目線での特徴を列挙してみました。

さて、今回はずばり「どのロボアド業者が良いのか?」です。

論を先に言っちゃいます。

現時点では、Wealth Navi(ウェルスナビ)がベストだと思います。

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過去記事をご覧になられていない方へ

お時間あれば、まずは、過去記事をご覧いただければと思います。筆者のロボアドに対する考え方を書いています。

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 Wealth Navi(ウェルスナビ)が最強だと思う理由

筆者視点で、下記の3つの理由から、Wealth Naviが優れていると判断してみました。

  1. 米国上場のETFでポートフォリオを構築している
  2. 低コストでポピュラーなETF銘柄を使っている
  3. ETF銘柄数が最小限で、ポートフォリオとして分かりやすい

下表は、この3つの観点について、筆者の独断と偏見で評価したものです。

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この評価について、詳しく説明してみます。

①米国上場のETFでポートフォリオを構築している

 筆者は、長期積立投資を実践する際には、米国上場ETFを活用すべき、という立場をとっています。

過去記事にも書いていますが、そのように考える理由は、低コストかつ高い流動性に尽きます。

この点、MSV LIFE楽ラップはポートフォリオ構築において、国内投信を組み込んでおり、筆者としてはマイナス評価となり、この時点でこの2つは選択肢から外しています

一方で、Wealth NaviTHEOは米国ETFを使用しています。

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②低コストでポピュラーなETF銘柄を使っている

低コストである必要性は、過去記事に書いた通りです。

ポピュラーなETFが優れていると思う理由は、ずばり流動性が高いからです。ETFの中でも激しい人気競争があるため、不人気なETFは淘汰されていきます。よって、ポピュラーなETFの方が、流動性の観点から好ましいと筆者が思う理由です。

Wealth Naviは、株・債券・REIT・金ともに、各資産クラスにおいてメジャーどころのETFを採用しているように見えます(下図参照)

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一方で、THEOはどうかというと、下図の通り、銘柄数がかなり多いです。

 

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株式では、韓国・ブラジル・台湾のETFが単独であったり、商品では、農作物先物や銀などが含まれており、銘柄数と資産クラスが非常に多岐にわたっています

過去の市況に基づいて、機械的に算出した最適なポートフォリオと言われればそれまでかもしれませんが、本当に最適なのかがパッと見では分かり難いです。農作物の市況とか、個人的に全然勘どころが無いので。

あと、この手のETFはマイナーな部類に入るので、コストもそれなりに高いでしょうし、流動性も低いと推測します。

これらを勘案すると、THEOはちょっと微妙な感じで、本当に資産増えるのか懐疑的だったりします。少なくとも筆者は。

 

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③ETF銘柄数が最小限で、ポートフォリオとして分かりやすい

②で述べた通り、Wealth NaviはメジャーどころのETFを用いており、銘柄数も数銘柄と最小限に抑えている印象でした。

一方で、THEO銘柄数が非常に多く、本当に分散が効いているのか分かり難いと、筆者は判断しました。

【番外編】米国のロボアド最大手であるWealth Frontについて

ここからは番外編です。

国内ロボアドサービスでは、Wealth Naviがベストだと分かりました。

一方で、本場である米国のロボアド業界を覗いてみたいと思います。

米国のロボアド業界の最大手に君臨しているWealth Frontについて見てみます。(なんか、名前似てますね。どちらかがパクリか?)

 

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 【特徴】

  • 現時点で、アメリカ国民しか利用できない(外国人の利用不可。残念。)
  • 手数料は投資資金に対して年間0.25%(しかも、1万ドル未満は無料)

衝撃的なのは、手数料の安さです。0.25%は驚異的です(日本勢は総じて1.0%)

ポートフォリオの中身までは確認ができなかったのですが、さすがアメリカといった感じです。

こんなに低コストでロボアドを提供できるのは、それだけ多くの投資資金を集めることに成功している事の証でしょう。

アメリカ人は新しい物好きで、テクノロジーに対する受容力というかキャパが半端ないということは、よく聞く話ですが、ロボアド業界も例外ではなさそうですね。特にミレニアム世代(今の20代~30代の人々)からの支持が厚いようです。

日本のロボアド業界も、頑張ってほしいところです。

 

以上、3回に分けてロボアド業界を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

筆者自身はロボアドユーザーではないですが、近いうちに、始めたいと思っています。余剰資金が700万円近くありますし。

繰り返しですが、最後にこれだけ言わせてください。

 

フィナンシャルIQ低い人は、ロボアドを真面目に検討すべきだと思います。本当に。

 

お付き合いいただき有難うございました。

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