怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

私が投資を始めた理由(その3:給与以外の道を模索する)

前回の記事で、職場の先輩とのトラブルを機に、定年までサラリーマンとして勤務するという人生計画を大幅に見直して、給与収入以外で生きていく方法を考え始めたという事を書きました。

namakemono-invest.hatenablog.com

 

 

スポンサーリンク

 

「私が投資を始めた理由」シリーズも、この記事でラストになります。

給与以外の収入で代表的なものについて、何の取柄もない普通の会社員に実行できるのか、という観点で自分なりに検討しました。その結果、投資の道にたどり着いたというエピソードまで一気に書いてみます。

 

スポンサーリンク

 

給与以外の収入の代表例

  • 起業
  • 金融投資(株式、債券、REITなど)
  • 不動産投資
  • ブログ収入
  • せどり(転売益)

起業

一言でいうと社長です。世の中のニーズを一早く察知して、新しい商品やサービスを開発して、収益を上げる人々です。

当然ながら、新規事業を創造して形にしていくわけですから、かなりのセンスが求められます。

ちなみに、起業した会社の約7割が3年以内に倒産しているというデータもあります。

約70%が3年以内に倒産しています。3年経たないうちに10社のうち3社しか生き残れない厳しい世界。ちなみに1年以内が30~40%、10年以内は93%と言われています。この数字から「会社を作ることは簡単だが、会社(組織)を存続させていくことは難しい」ということが分かります。

起業して3年以内に倒産する企業の割合はどのくらい? 高崎商科大学

まず、やろうとしている事業に対する強烈な情熱やエネルギーが必要です。次に、熱い思いを持って取り組める新規事業を思いついたところで、現代のような高度サービス社会においては、収益が上がらない可能性の方が大きいと言えるでしょう。

よって、実行可能性という観点から見た場合、一部の才能のある人を除き、自分を含め殆どの人にとっては非現実的な手段だと断言できます。

 

スポンサーリンク

 

金融投資(株式、債券、REITなど)

f:id:smart1111jp:20170731210759j:plain

株式投資に代表され、値上がり益や配当で収益をあげる方法です。一般的に投資というと、この金融投資を指すことが多く、かなり身近な存在かと思います。

私は、祖父母・両親が株式投資をやっていたこともあり、小学生の頃から知っていました。おそらく、私と同じような環境で育った読者の方もいらっしゃるかと思います。 

始めるのは非常に簡単で、証券会社に口座を開設して入金すれば、誰でも取引が可能になります。最近はネット証券を使えば、かなり手軽に金融投資をすることが可能になっています。私も、ネット証券の一つのマネックス証券を使っています。

資産(株、債券、REIT、商品など)によりパフォーマンスが異なるので、投資資産を選択する必要があります。また、ある程度まとまった資金を投資する場合は複数資産に分散して投資するなど、知識やテクニックも求められます。

しかし、一度購入してしまえば売却しない限り、値上がり益と配当を得る可能性があります。加えて、基本的に何かしなければならないという事もないので、実行可能性の観点からもかなり有効な手段ではないでしょうか。

個人的な意見としては、サラリーマンの場合、資金力が乏しく時間もそこまで無いので、取っ掛かりとしては金融投資がベストかと思っています。

 

スポンサーリンク

 

不動産投資

f:id:smart1111jp:20170731210927j:plain

現物の不動産(建物やスペース)を賃貸して収益をあげる事です。

金融投資の対象が株や債券といった電子的な資産(昔は紙でしたが、今は全て電子化されています)であったことに対して、不動産投資は文字通り現存の不動産(マンションや駐車場など)の購入になります。

金融投資との比較で見た場合の不動産投資の特徴としては、だいたい次のような感じでしょうか。

  • 投資対象が物件なので投資額が大きい(ただし、事業用ローンも利用可能)
  • 物件購入後に賃貸していくため、不動産賃貸業に関する知識が必要
  • 売りたい時に売ることができない(流動性が小さい。金融資産は基本的にいつでも売買可能)

さらに、近年は政府が観光立国を掲げている事もあり、外国人観光客をターゲットにした民泊で貸し出して稼ぐという方法もあるようです。

翻って、不労所得という観点から見ると、物件の購入から賃貸までの間はそもそも不労ではなく収入もないので、この点はマイナスになります。

しかし、入居者が決まってしまえば、その後は毎月の家賃が入ってくるため、不労所得としての側面も持ち合わせていると言えます。

もちろん、入居があれば退去もあるので、その場合は入居者を探しなおすというプロセスの繰り返しです。

したがって、実行可能性の観点から見た場合、起業と金融投資の間だけど、かなり金融投資よりにポジションニングしているイメージでしょうか。

 

スポンサーリンク

 

せどり(転売益)

 ある特定の商品に関して、価格差を見つけ出して稼ぐ方法です。

古本を例に考えてみましょう。Amazonのマーケットプレイスの最安値で2,000円で販売されている本が、近所のブックオフで探したら1,000円で販売されていた場合、あなたならどうしますか。

ブックオフで1,000円で購入して、Amazonで2,000円以下で販売して、差額を利益として享受したいと思いませんか。

これがせどりです。

ただ、この例にあげたような状況って、世の中にそんなに多く存在するでしょうか。個人的に疑問です。だって、上記の例でブックオフの店長だったら、さすがにAmazonでの販売価格くらいはチェックするでしょう。なので、せどりの対象となり得る商品は、極端に個数が少ないなど、かなりマニアックなものの争いになっているようです。

もちろん、せどりで稼いでいる人たちもたくさんいますが、この世界で勝ち組になるには、常に相場を見張っていなければならないので、忙しいサラリーマンにはかなり厳しいですよね。

したがって、普通のサラリーマンが実行できるかという観点では、マイナス要素がかなり大きいと判断します。

 

スポンサーリンク

 

金融投資を選んだ理由

複数の選択肢がある中で、私は金融投資を選びました。

理由は上記の通り、新しく始める事に対するハードルが極端に低いからです。自己資金だけあれば、今すぐにスタートできることが最大の魅力でした。

過去記事で書いた通り、私の人生の目標は経済的・時間的・地理的自由という3つの自由を獲得することです。 

namakemono-invest.hatenablog.com

 金融投資であれば、経済的な自由を得る可能性が大きい事は言うまでもありませんが、加えて、何に投資するかだけを真面目に考えて投資を実行してしまえば、その後は基本的に放置プレーとなります。

したがって、時間的な束縛からも解放されますし、自分が世界中のどこにいたって問題ありません。つまり、時間的・地理的な自由を手に入れたも同然なのです。

もちろん、これら全ての自由を手に入れるためには、それなりの規模の金融資産を構築する必要があります。

しかし、最初の投資額はわずかな量のお金であっても、その延長線上には、全ての自由というご褒美が待っていると思うと、興奮せずにはいられませんでした。

この時、私は金融投資という道に足を踏み入れるという決断をしました。

 

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク