怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

会社の飲みの誘いを断る方法

以前、投資資金の作り方について記事にしましたが、その中で、会社の飲み会を断るのが節約に効果的であるとお伝えしました。

namakemono-invest.hatenablog.com

今回は、それを深堀する形で、筆者がどのように飲み会のお誘いを断っているか、書いていきたいと思います。

f:id:smart1111jp:20170809213542j:plain

どの位の頻度で誘われますか?

 筆者の場合、だいたい月に3~5回くらいでしょうか。

いずれも、歓送迎会、同期飲み会、同じ職場の若手飲み会、他部署とのパイプ作り、役員との飲み会、忘年会等々といった名目でお誘いを受ける感じです。

筆者も会社員なりたての頃は、殆ど全ての飲み会に参加していましたし、職場から離れて、先輩たちと盃を交わすのも割とエンジョイできるタイプです。

しかし、現在はどうかというと、お誘いは殆どお断りしている状態です。結果として、3カ月に1度くらいは参加しているといった感じです。かなり参加率低いですよね。

この記事を読んでくださっている方々には、飲みの誘いを断る事ができずに、仕方なく毎回安めの居酒屋で数千円を支払っている方も多いと推測します。

そういう方に対して、筆者なりにアドバイスしてみようと思います。

スポンサーリンク

会社員をしている目的を改めて考える

そもそも、会社員をしている目的を意識していますでしょうか。

筆者の場合は、稼いだ給料で、家族を養い、余ったお金で投資をして資産形成を図る事が唯一無二の目的で、それ以外の理由はありません。

加えて、会社員をしているのは、自分自身が生産手段を持たないからで、生産手段を持つ者(=会社)に労働力を提供する以外に、お金を稼ぐ手段が無いからです。

程度の差はあれど、世の中の会社員の大半は、筆者と同じような感覚を持っているのではないでしょうか。

上記のサラリーマン観に対する反論として、次のような感じでしょうか。

  • お金だけのために仕事をしているわけではない
  • 世の中に貢献するために働いている
  • 一人では成し遂げる事ができない大きな仕事をするために会社員をしている

でも、これって本当に正直な意見でしょうか。嘘偽りがないでしょうか。世の中的に正解だと信じられている事が、自分の意見になっていないでしょうか。

もう一度、自分自身に問うてみてください。

給料が今の半分になっても、今の仕事を続けますか?無給でボランティア状態になっても、仕事を通じて世の中に貢献したいですか?、と。

冷静な見方をすると、あくせく働いて稼いだ給料の一部を、会社の飲み会に支払う事は、仕事のために給料を使っているのと同じ状態で、何のために働いているのか分からなくなってしまう、と筆者は思います。

種銭を作って、少しでも多くの投資資産を築こうと思うのであれば、この悪習を自ら断っていく必要があります。

スポンサーリンク

どのように断るか

断る方法はいくらでもあると思いますが、やはり相手の気持ちを損なわない方法で、やんわり断りたいところです。

筆者がお断りする際によく使う理由は、次のような感じです。

  • 家庭の用事を持ち出す
  • 仮病を使う
  • 架空の予定を作る
  • 理由を告げず、ただ断る

見てわかる通り、全然洗練さえた言い訳ではないと思います。でも、堂々とこれらの言い訳を使っちゃってたりします。

なので、他人から内心どう思われているかはわかりませんが、筆者自身も気にしていないです。

あと、何度かお誘いを断っていたりすると、筆者は飲み会に参加しない人、という位置づけに段々となってきて、誘い自体を受ける頻度が少なくなっていきます。

この仲間外れ近い事に対して恐怖と思うから断ることができないと主張する人も多いと思います。当然の事だと思います。

しかし、仮にこの恐怖心に打ち勝つ事ができれば、かなり前進できますよね。

そこで、ちょっと道を外して、そもそも恐怖心を感じてしまう理由を探っていきたいと思います。

この理由が分かれば、恐怖心に打ち勝つ方法も見えてくると思いますので。

スポンサーリンク

人間は孤立を嫌うようにプログラムされている

人間という生き物は、原始時代くらいまで遡ると、元々は群れの中で集団生活していた歴史があるため、群れから離れて孤立する事に対して、極度の恐怖心が出るようにプログラムされています。

当時は、群れから孤立すると、獰猛な肉食動物に襲われたりして命を落とすことに直結するので、集団にいる事は生死に関わる問題でした。

現代は、孤立したところですぐさま命を落とす事はありませんが、孤立に対して恐怖心を覚えるのは、大昔の集団生活が起因だと言われています。

会社の職場でも同じだと思います。無意味な事が分かっていながらも、会社の飲み会にだらだら参加してしまうのは、職場という集団からの孤立に対して、脳が恐怖心を発しているからだと思います。

繰り返しですが、本能的には、孤立する事は生死に関わる問題で、生き抜いて欲しいから恐怖心を発しているのです。

スポンサーリンク

理性で恐怖心に打ち勝つ

では、本題に戻って、どのようにして恐怖心に打ち勝つか、です。

答えは、現代社会においては孤立しただけでは、そう簡単に死なないという事を認識しておく事です。

あくまで恐怖心は原始時代を前提にしており、現代では当てはまらないと。人間の脳が、現代社会の環境に適応できていないだけなんだと。

このことを、理性でしっかり理解しておけば、本能が発する恐怖心に打ち勝つ事ができます。

とは言え、人間は弱い動物です。一度理解しただけでは、時間が経過とともに忘れてしまいます。

なので、このことを定期的に考え続ける事で、自分の理性にしっかりと染みつき、揺るぎないものになっていき、やがて自身の行動に表れてくるでしょう。

そうすれば、投資資金も貯めやすくなり、資産形成にも弾みがつくと思います。

ここまで、上から目線な書きぶりをしてしまいましたが、筆者も多忙な会社員生活の中で、この事を忘れてしまうときもあるので、自戒も含めて書いてみた次第です。

たかが飲み会、されど飲み会の精神で、投資の種銭作りに一緒に励んでいきましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク