【10/22開票予定 総選挙】自民議席数が過半数以上&3分の2未満は、投資家的に最も居心地がいい水準 ⇒ ジャパンラリー相場の契機となるか
10月22日投開票予定の衆院総選挙に関するアップデートです。
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過去記事
衆院総選挙に関する過去記事をご覧になっていない方は、まずは過去記事をご参照いただければと思います。
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安倍総理は、自民単独で過半数とれれば十分との考えか
過去記事で、与党が3分の2以上の議席数を獲得できない場合は事実上の敗退シナリオだ、と書きました。
しかし、日経新聞の報道によると、安倍総理の思惑として、自民単独で過半数確保できれば十分と考えている事がうかがえます。
改憲に必要な2/3を下回ったとしても、野党の改憲派を取り込めるとのお考えのようです。以下、日経記事を抜粋。
(前略)
「自民単独で過半数あれば十分だ」。首相が周囲にこう言うようになったのは6月ごろからだ。改憲発議をあきらめたわけではない。民進党がまとまりを欠くなか、与党で十分な議席数がなくても野党の改憲派を取り込む戦略も考えていた。
(中略)
首相は麻生氏と会う直前、党側から直近の情勢調査の結果を伝えられた。衆院選が今あれば3分の2の議席を割り込むが、与党で最低でも280議席超は取れると出た。
議席減も覚悟、首相の賭け 電撃解散、決断の舞台裏 極秘の情勢調査、盟友が後押し:日本経済新聞 https://t.co/PS2O7FydF1
— 怠け者投資家@ブロガー (@Lazy_Investor_) 2017年9月24日
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自民議席数が過半以上&3分の2未満であれば、投資家視点で最も居心地が良い水準
現時点で、自民単独で過半数獲得する確度は高い、というのが下馬評のようです。
投資家目線としては、自民単独で過半数、且つ、3分の2未満であれば、居心地が良い水準だと考えます。
まず、衆院で単独過半数をとることで、安倍総理による長期政権が築かれて、政権が安定するので、投資家にとって安心材料になります。やはり、政権が安定しない国へは、投資マネーも行き難いです。
そして、自民議席数が3分の2未満であれば、慢心せず緊張感を持った政権運営が期待できます。今回の森友・加計問題も、自民単独で3分の2以上も議席数がある事で、政権内部で脇の甘さがあったのではと思います。
したがって、筆者の意見としては、自民単独で過半以上&3分の2未満であれば、政権安定に対する安心感の醸成と、政権内部での慢心感の薄れから、投資家目線では最も居心地が良い水準だと考えます。
そして、その場合、年末にかけてジャパンラリー相場の到来を予感しています。
以上、衆院選挙に関するアップデートでした。
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