【20代・30代向け】若手投資家は高配当投資をすべき理由
過去記事で書いている通り、筆者のポートフォリオは、株・債券・REITのETFと円預金で構成されていますが、円預金を除けば、配当利回りは平均で約3%といったところです。
これは、投下資金に対して、1年間に3%が配当として戻ってくることを意味しています。
従って、将来も配当金が変わらない場合は、約33年間で投下資金を全額回収できるという事です。配当が増えれば、この期間はさらに短くなります。
今回は、この高配当投資について記事にしていきたいと思います。
若年層投資家の最大の武器は時間
筆者含む20代から30代投資家にとって、最大の武器はなんでしょうか。
それは、時間です。
寿命が80歳とした場合、残りの人生は約50年~60年も残されています。しかも、長寿化に伴って人生100年時代の到来も予見されている現状では、今後の寿命はさらに長くなる事が見込めます。
これをどう見るかは各人で意見が分かれるところなのでしょうが、少なくとも投資の観点から見たときは、これは非常に有利です。
なぜならば、目先の相場の動きで慌てふためくことなく、数十年単位という信じられない位の長期目線で、どっしり構える事ができるからです。
プロ投資家ではそうはいきまえん。プロ投資家は短期目標を背負っているために、1年1年が勝負なので、どうしても短期的な戦い方になってしまいます。
それでは、あり余る時間を味方につける投資とはどのような方法でしょうか。
筆者の意見としては、ずばり、高配当銘柄投資です。
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高配当投資により投下資金の回収を目指すべき
高配当投資の一番の特徴は、文字通り、投下資金に対して配当金が大きい事です。
筆者含む若年層投資家は、時間をたっぷり持っているので、この配当金を毎年受け取る事により、投下資金を回収するという超長期計画を完遂する手段を持っています。
冒頭で述べた通り、筆者のポートフォリオの場合は約33年間で投下資金を回収できるので、筆者が60代半ばに達したところで全額回収し終えることになります。しかも、ETFを売却したわけではないので、今まで通りETFは残り続けるわけです。
60代半ばであれば、本人の気持ち次第で、まだまだ元気でいられる年齢だと思います、恐らく。そのため、60代で投下資金を回収できる事は、経済的自由に一歩近づき、その後の人生を謳歌する事にもつながります。
筆者よりも若い20代投資家の方であれば、もっと早い段階に全額回収する事ができるので、その分だけ人生の自由が増える事になります。
とにもかくにも、高配当投資は早く始めた者が勝ちです。早い分だけ、配当金を受け取る期間も長くなりますから。
一方で、短期目標を負っているプロ投資家や、ミドル/シニア層投資家は、そこまでの時間を持っていないので、最後までやり抜くことは難しいのではないでしょうか。
投資を考えている読者の皆様、人生残された時間という最大の武器を活用してみてはいかがでしょうか。
以上、若年投資家ほど高配当銘柄に重点的に投資すべきだ、という筆者の意見を述べてみました。
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