怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

【ゴールド相場 長期的に上昇か】ジム・ロジャーズ氏が金に対して超強気な発言

ジム・ロジャーズという投資家はご存知でしょうか。

ジョージ・ソロスやウォーレン・バフェットと並んで、神レベルのパフォーマンスを叩き出している投資家の一人です。

そんな同氏ですが、最近のインタビューで、金価格に対して強気な発言をしています。

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ジム・ロジャーズ氏の金価格見通し

同氏はアメリカ生まれですが、現在は2人の愛娘とシンガポールに移住しています。

そんな同氏は、金関連アナリストである豊島氏と交友が深いようで、三菱マテリアルに掲載している豊島氏の記事に、このように書かれています。

(前略)

「投資の神様」御年74歳が、最後に辿りついた究極の資産は金というわけです。説得力がありますね。

(中略)

彼は「私が買う金は全て二人の娘のため。だから数十年は保有し続けるつもりだ。君!10年後20年後には、金の価格がとてつもなく上がっていると私は確信しているのだよ。」と笑い飛ばして言ってのけます。

(中略)

そして金の世界で中国と言えば、需要も生産も世界ランク一位。最近は個人だけでなく、中国人民銀行も外貨準備として金を買い増しているほど。ここにも彼が金保有を勧める理由があるのでしょうね。

ジム・ロジャーズ氏のこと | 豊島逸夫の手帖 | 純金積立なら三菱マテリアル GOLDPARK(ゴールドパーク)

上記の記事から、ジム・ロジャーズ氏が金に対して非常に強気な見方をしている事が分かります。

当然ながら、ポジショントークも多分に含まれているため、そこは割り引かなければなりませんが。

投資スパンも10年から20年という超長期の目線です。記事によると、2人の愛娘に相続するために数十年レベルでの保有継続のようです。ちなみに、同氏は既に70代ですが、孫ではなく、娘がいるとは驚きです。

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中国とインドは金の2大需要先

豊島氏の記事でも触れていますが、金の需要と生産ともに世界一位は中国です。中国人民銀行も、通貨価値安定のために、金を買い増している事が頻繁に話題になっています。

さらに、中国と並ぶ超大国であるインドも、普段の生活レベルで金を買う習慣が染みついています。 

 直近のニューヨーク金価格は、1,300ドルを超えで高止まりしているので、中国やインドによる実需の買いはあまり目立ちませんが、1,300ドルを割ってくるあたりでは、実需のしっかりとした買いが入ってくると思います。

筆者のような金投資家にとって、少し下げたところにしっかりとした買い手が存在している事は、とても大きな安心感があります。

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ドイツ連銀による、金塊の本国輸送の前倒し完遂も

 過去記事にも書きましたが、ドイツ連銀が、米国やフランスに預託していた金塊をドイツ国内に輸送する計画で、事前のスケジュールより前倒しで完遂しています。

将来、金に代わって、ビットコインが安全資産として取って代わるだろうとも言われていますが、金の長い歴史を勘案すると、そう簡単には変わらないと考えます。

金は安全資産ゆえに、有事の際に買われて、リスクオンの時には売られますが、その上下動において、着実に下値を切り上げてきています。最近は特に顕著です。

したがって、投資家視点としては、長期積立投資を粛々と実践していく事。くれぐれも、一度に大量買付けは避けるべき。買いのタイミングも分散させていく事が大切です。

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