怠け者サラリーマン投資日記

30代サラリーマンである筆者が、資産運用(株、債券、不動産など)や不労所得について語るブログです。

【自己啓発】いつの時代も、勤倹は金言、投資は賭博 ⇒ 勤倹と投資を両輪で考えるのが、豊かさへの近道

投資に関する自己啓発です。

いわずもがな、勤倹とは、一生懸命働いて倹約に勤しむことです。とりわけ日本人は、この価値観を大切にしていると思います。

実際に、経済的な成功者たちの生い立ちをたどると、共通しているのは、若いころに無我夢中で働いて、出費は極力抑えた生活を心がけている点です。

と、ここまでは容易に想像ができるのですが、彼らが我々凡人と異なるはここからです。

倹約生活の結果、現金をただ積み上げるのではなく、株や債券などに資金を振り向けて、加速度的に資産を増やしている点です。

ここから言える事は、経済的な成功を得るには、勤倹を実施する事はもとより、投資もマストだということです。投資は勤倹に匹敵する価値観ということです。

我々庶民は、投資に対する価値観を改める必要がありそうです。

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勤倹の天才:本多静六 

成功者のうち、勤倹貯蓄を地で行ったのが本多静六でした。

本多氏著の「私の財産告白」では、学者として熱心に研究に打ち込む一方で、給料の4分の1を強制的に貯金する事で、地道に現金を積み上げていき、金融商品(株や債券)や林野投資により、一代で莫大な財産を築きました。

著書には、本多氏のお金に対する価値観が真正面から書かれているので、一読をお勧めします。巷にある多数のマネー本より、はるかに良書です。しかも、kindle unlimitedで読めます。

私の財産告白

私の財産告白

 

同氏の本業は大学教授(林学博士)であり、投資やビジネスに特段長けているという事は無さそうです。

学者として研究に打ち込んで、大学からの給料の一部を貯金に回して、残りで月々の生活を回していくという、とてもシンプルな勤倹貯蓄スタイルです。

貯蓄により積みあがった現金で、金融商品や林野投資を行い、資産形成のスピードを増加させていることが書かれています。

当然ながら、当時の相場が良い方向に動いたなどのラッキーな要因もあるでしょうが、極めてスタンダードな資産形成方法です。

同氏が莫大な財産を残すことができた要因は、勤倹度合いもさる事ながら、それと同じ位、投資に対しても高潔な価値観を持っていた事だと、筆者は推測します。

仮に、貯蓄で現金を積み上げるだけだった場合、本多氏はそこまでの財産を築く事はできなかったと思います。

本多氏の例は、投資が勤倹と同じ位のインパクトを与える可能性がある事を示唆しています。

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勤倹と投資の両輪で考えれば、人生はもっと豊かになれる

勤倹と投資を両輪で考える事ができれば、人生はもっと豊かになれると筆者は考えます。

本多氏の場合、莫大な財産を築いた点で有名になりましたが、学者としても数々の業績を残しており、日比谷公園や明治神宮などの造園にも携わったようです。

これは、本業で稼いだ給料の一部を投資に回した結果、投資でリターンを生み出す事につながり、経済的な安定感から本業にさらに力が入る、という好循環が生まれた結果だと思います。

車の両輪のごとく、本業と投資とがうまくバランスを保つ事で、本業と経済の相乗的な成功を獲得したと言えます。

翻って、現在の日本では勤倹に対する意識はそれなりに高いと思いますが、投資に対する意識はまだまだ低く、ギャンブルとさえ思われています

筆者含む凡人は、本多氏のようなスタンダードなやり方を成功事例として、見習っていきたいものです。

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